新バージョンリリース予定

2015年版は 2015年6月12日にユーザーの広場 に公開しました。



新規モジュールの開発予定、開発状況

モジュール 機能概要 リリース予定時期
DSMCM3D

3次元直行メッシュ DSMCモジュール
3次元 直交メッシュ用の DSMC 法解析モジュールです。 RGS3D との違いは、任意形状が扱えず直交メッシュ専用であること、 PIC-MCCM3D とのカップリング計算が行いやすいことです。 2014年2月並列版リリース
ADM3D

3次元プラズマ流体モデル
3次元 直交メッシュ (カーテシアン座標系および円柱座標系) 対応の、 流体モデルプラズマシミュレータを開発中です。 現在、カーテシアン座標系については一応のテスト計算が出来る状態まで 開発が進んでいます。 未定
PIC-MCCM3D

3次元プラズマ粒子コード
3次元直交メッシュ対応の、PIC/MCC法に基づいたプラズマシミュ レータです。マグネトロンスパッタ装置の磁石端でのプラズマ パラメータなどの、3次元効果を無視しては解析できない現象 を取り扱うことをねらっています。 並列化もリリースしました。 並列化効率の向上が課題です。 2009年6月リリース 2014年2月並列版リリース
TTBEQ

2項近似ボルツマン方程式ソルバー
平等電界下における電子スオームの輸送パラメータ(移動度、 拡散係数、各種レートコンスタント)を計算することを目的としたモジュールです。 定常タウンゼント放電における電子のエネルギー分布関数を支 配する2項近似ボルツマン方程式を解いて、与えられた換算電 界(電界強度/ガス密度)下での電子の移動度、拡散係数、弾性 衝突/励起衝突/電離衝突等の衝突反応のレートコンスタントを 計算します。求められたこれらの輸送パラメータは、換算電界 の関数としてファイルに出力され、プラズマシミュレーション において電子のフラックスを計算する際に参照されます。この 計算はプラズマシミュレーションを実施するのに先立ち独立に 実行します。計算に必要となる衝突断面積は、PEGASUS に内蔵 されているデータベースを用います。ガスの成分は複数種類可 能ですが、各成分のモル分率をインプットとして与える必要が あります。データの作成および計算実行の操作はPEGASUS/GUIM を用いて行いないます。 2009年 6月 リリース
MSSM 3D 静磁場解析ソフト MSSM の3次元版です。 2009年6月 リリース





機能追加の予定

モジュール 大きな改良/開発機能 更新時期
RGS3D
並列化
領域分割の並列化を施しました。 分子の密度分布の変化に応じて分割領域を動的 に変化させることで、ロードバランスの向上の図っています。 MPI を使って並列化ているため、マルチコア型の計算機だけでなく、 大規模な分散クラスタ型の計算機システムにも対応しています。 2012年6月リリース
PIC-MCCM
並列化
複数のプロセッサを用いて計算することで、計算時間の短縮 を図ることを目的としています。 PIC-MCCMでは大きく分けると 1) 粒子の移動、衝突、加速を 計算する部分、 2) ポアソン方程式を計算する部分、の2つの 部分で計算時間を消費しています。1) の部分を MPIライブラ リを用いて分散メモリ型の並列計算を行い、2) の部分は OpenMP を用いた共有メモリ型の並列計算を行うことで計算時 間を短縮します。現在、1) の部分は高い並列化効率が出てい ますが、2) の部分が並列化効率が上がっていません。メッシュ 数がそれほど大きくなく、粒子をたくさん使う計算であれば、 1) の部分の並列化だけで比較的よい並列化効率で計算時 間 を短縮できています。 2009年12月リリース
DSMCM
RGS3D
新衝突法
自由分子流から連続体近似の流れ場までの解析を可能とする衝突計算法を 実装する予定です。 従来のDSMC法ではメッシュ幅が平均自由行程程度という制限が ありましたのでクヌーセン数がゼロ近くなりますとメッシュ数、 サンプル粒子数が増大します。新衝突計算法の機能追加により、 連続体近似の流れ場から自由分子流領域まで同一ソフトウェア での解析が可能になります。 DSMCM
2009年6月リリース

RGS3D
2010年6月リリース
PHM
外部磁場
磁場が印加された状態のもとで、ドリフト-拡散モデルを用いた プラズマシミュレーションを可能とする機能を追加する予定です。 電子とイオンのドリフト-拡散フラックスを計算する際に、与えら れた外部磁場の影響を考慮したテンソル形式の移動度と拡散係数を もちいます。これにより磁場に垂直な方向の荷電粒子の輸送が抑制 される効果が計算に反映されます 2009年 6月 リリース