PEGASUSの由来
PEGASUS命名の秘話
当社開発本部長はギリシャ神話から命名することが昔から好きでした。
「プラズマプロセスに関わる希薄気体のシミュレーションソフトウェア」だけに、頭文字に『P』がつくものを探していたところ、『ペガサス(PEGASUS)』が目に止まりました。
そこで、ただPEGASUSだけでは意味が通らないので、「Plasma Enhanced materials processing and rarefied GAS dynamics Unified Simulation tools」の略称であることとしたのがはじまりです。
ギリシャ神話からペガサスを調べると
- 天空を縦横無尽に駆け巡る唯一の天馬
- 最高神ゼウスの遣い
- 傲慢を嫌う
- ペガサスの蹄のあとに泉が沸き、そこに女神が集う
など、ベンチャーにふさわしい会社の意味合いにも共感できる点があり、弊社社名にもつけた次第です。
ロゴの由来について
わたくしたちは、弊社と製品名、そしてそのロゴに「願い」と「希望」を込めています。ここではその一部を明文化いたしました。
ロゴイメージについて
会社ロゴマーク | ソフトロゴマーク | ロゴマークのイメージ |
星座のペガサスの四辺形を表す4つの球をペガサスの翼のイメージの上に配置。4つの球はそれぞれ『創造力』『開発力』『技術力』そして『競争力』を表します。 翼の形はグラデーションにより飛翔をイメージさせ企業としての躍進を表します。 |
ギリシャ神話のペガサス
ペガサス(PEGASUS)。それは、ギリシャ神話を発端とした架空の動物。容姿は有翼の白馬で、黄金の翼と真鍮のひづめ、輝く金のたてがみを持つ。風より速く空を駆け、疲れることを知らない馬、天馬ペガサスであり、最高神の空の神ゼウスの遣いとされ、黄金の手綱でしか乗りこなすことができない。
生まれは、ギリシア神話のダナオス王の娘の子供で勇敢なペルセウスが、頭髪は蛇、歯は猪、背に黄金の翼をもち、眼力によって人を石にしてしまう鬼神メドゥーサを征伐したとき、メドゥーサの血から、ポセイドンの息子として、純白の天馬ペガサスが誕生。
また、オリンポス山で、ゼウスにつぐ、海の神ポセイドンの息子ベレロポンは、妻の父であるリュキアの王イオバテスに、ベレロポンを殺そうという下心のもと、国中を暴れまわっていた怪物、キマイラの退治を命じられた。
キマイラは蛇女エキドナの娘。頭がライオン、胴がヤギ、尾が竜で、口から火炎を吹く怪物である。この相手との戦いには、空を駆け巡ることが必要であった。
ベレロポンは知恵の女神アテナに、この怪物退治の秘策を祈った。アテナはベレロポンの謙虚な態度を気に入り、天馬ペガサスを捕らえるように指示。ベレロポンが目を覚ますと、ベッドの上に金の手綱があった。ベレロポンはヘリコンの山の泉(Pega)に、黄金の翼と真鍮のひづめ、輝く金のたてがみの、美しい馬ペガサスを見つけ、アテナの手綱を、天馬の頭上に投げて捕らえた。天馬を操る彼は英雄として名を残す。
ペガサスに乗ったベレロポンは、難なく、キマイラを退治。そして、このあとも怪獣/鬼神など、さまざまな争いに挑む命令をうけるが、ペガサスによって、すべて勝利をおさめた。しかしながら、ベレロポンは、いつのまにか傲慢になり、ペガサスと天上の神の国へ行こうとしたとき、ゼウスの逆鱗にふれることになった。ゼウスはアブを放ち、ペガサスの鼻を刺させた。驚いたペガススは、ベレロポンを振り落とし、ベレロポンは落下して亡くなる。
あらためて自分のおごりを知ったペガサスは、強靭な正義の翼で天空へと舞いあがってゆき、ゼウスの雷光の担い手となり、星座となった。
また、ペガサスの蹄の跡には泉(Pega)が湧くといい、その泉の水を飲んだものは詩的霊力が備わると言う。泉の周りには女神たちが集まり、歌い踊ったそうようだ。
ペガサス座について
天に昇ったペガサスは星座(ペガサス座)となった。現在の勇士は天空で見ることができる。秋の代表的な星座で、ペガサスの四辺形で有名。この四辺形は「秋の四辺形」とも呼ばれ、ペガスス座α星マルカブ、β星シェアト、γ星アルゲニブと、アンドロメダ座の頭部に位置するα星アルフェラッツの4つの星からなります。それぞれ2等星と3等星ですが、周囲に明るい星がないので簡単に見つけることができます。
ペガサスの四辺形の北東の角の星アルフェラッツは「馬のへそ」という意味で、その名の通りペガサスの腹のところに位置するが、分類上はアンドロメダ座の星である。
またペガサス座の隣にある「こうま座」は、ペガサスの弟のケレリスと言う名が付いている。また、ギリシア神話にちなんで 『カシオペヤ座,アンドロメダ座,ケフェウス座,ペルセウス座』 の4星座は、 秋の夜空を飾る 『古代エチオピア王家の4星座』 と呼ばれています。